株式会社　京都科学その他メーカー 京都府

2013年、京都科学は創業65周年を迎えました。理科教育から始まり、今では国内における医学・看護教育の草分け的存在として、医療教育の現場でその名を馳せています。
そんな当社の強みは、自社工場を有し、製品の企画開発・製造・販売・アフターフォローまでの一貫体制が整っていること。これは技術力の高さにもつながっており、医学・看護教育用シミュレータでは国内トップクラスのシェアを持っています。

当社が大切にしているのは「チームワーク&チャレンジ」。一人では解決できないことも3人寄れば文殊の知恵。営業・技術・事務スタッフがチームワークを発揮し、一体となって製品づくりに取り組むことで、新しい未来が開けると考えています。
また、モノづくりにおいて失敗はつきもの。その経験をただの失敗で終わらせるのではなく、そこから次にどうつなげていくか、そこから学んで新しい未来につなげることが大切です。

日本は超高齢化社会を迎え、医療の社会的重要性は一層高まっています。このような環境の下、当社が培ってきた技術等を活かし、社会に貢献できる機会はますます増加していくものと思っております。こうした環境に対応すべく、医療教育分野における世界のリーディングカンパニーになることをめざして、世界の医療教育に貢献するため、持続的な成長を可能にする経営基盤の強化に向けて、様々な施策に積極的に挑戦していきます。

医療教育用シミュレータ市場の拡大に伴い、欧米を中心に新規参入企業が増えています。京都科学の製品が他社製品と異なるのは、単に訓練に使えさえすればいいという考えではなく、可能な限り実物に近づけるなど、こだわりをもって製作している点です。京都科学の精巧なモデルは海外でも高く評価されています。今後は、売上高でも世界市場で認められるよう、“京都から世界へ”進み続けます。

若い人は“やんちゃなくらいがちょうど良い”と考えています。私自身、入社3日目に上司から「君は何年目?」と聞かれるほどずうずうしかった。最近の若い人は、総じて大人し過ぎるように感じます。もちろん周囲に対する気遣いは大切ですが、自分で切り開こうとする意識を持って、周りの人を巻き込むくらいの力が必要です。そういう創造力を持った人と一緒に働きたいですね。

私は企業選びを行う上で、「リーディングカンパニー」と呼ばれる会社へこだわりを持っていました。小さな会社であっても、業界トップのシェアや大きな影響力を持っている会社が多々ありました。医療教育用シミュレータという馴染みのない業界に属する京都科学ですが、米国の調査会社の資料では業界のキープレイヤーとして、日本で唯一紹介されています。また、少数精鋭の中小企業らしく社員同士とても仲が良く、様々な仕事に挑戦できることも入社の決め手となりました。