株式会社ほくせいホテル・旅行・レジャー・冠婚葬祭 三重県

６年ほど前から社長自らが講師となって、ＳＯＳＯ塾という内部研修会を実施している。現在は、社員の経験年数等の階層に区分して実施し、企業理念の徹底や心構えなどを指導し、定着率のアップ等を図っている。革新的な取り組みだけでなく地域の伝統や習慣をリサーチして整理するなどして地域の葬儀社としてのブランディングを確立している。運送・ギフト・生花などグループ会社で関連事業を実施している。

社是は「報恩感謝」
企業理念は、わが社は報恩感謝の精神に基づき、堅実な経営と日々の精進を積み重ね、地域社会への貢献と、広く見聞を持ち進取の気質と独創の発想で常に業界の最先端を行く。
企業キャッチフレーズ・コンセプトとして、ふれ「愛」宣言　社員一人ひとりが社内・地域社会・顧客に対し現状をより良く革新し“真の心と心のふれあい”を考え実行することを宣言します。

ISO9001によるサービスのマニュアル化を促進し、担当者ごとのレベル差を無くし均一で高品質な葬祭サービスを提供していく。国が提唱する「ライフエンディングステージの創出」を実践するために、昨年12月にエンディングサポートセンターを設置し、葬儀を軸としながら、葬儀前のプランニング、葬儀後の法要などのフォローに関する業務を拡大していく。これに合わせて、事前相談員等の資格取得など人材育成も強化していく。

今後も家族葬が増え、葬儀規模の縮小や競争の激化、単価の下落等を見込みながら、葬儀だけでなく葬儀前、葬儀後の事業拡大を図り、中核事業である葬祭事業で売上を5年後には倍増させ、2020年には20億円の売上を達成する。生花、ギフト、運送など関連する事業を含めグループ全体では、40億円の売上を達成する。

社会にはいろんな仕事がありますが、葬儀業という仕事は自身の使命感を持ってやれる仕事だと思います。やりがいや生きがいを感じられないと言う方が見えるが、そのような方は是非、葬祭業という仕事に就いてやりがい、生きがいを感じてほしいと思います。企業の成長は人の成長であり、社員の成長が企業の成長につながるという意識を持って事業を行っていくので、そのような考えを持っている人に入社してもらいたいと思います。

入社する前は、葬儀業は暗いとか怖いというイメージがありましたが、入社してみるとそんなことは全然なくて、分からないことは何でも聞ける雰囲気の職場であることを実感しました。
お客さんと接する中で、正しい敬語を使わないといけない状況になります。アルバイト時代や研修で使えると思っていましたが、現場ではなかなかうまく使えず苦労したので、実戦的な敬語の使い方を修得しておくと良いと思います。