株式会社三楽園ホテル・旅行・レジャー・冠婚葬祭 富山県

同社の従業員は経営幹部から新入社員まで非常に仲が良く、先輩は後輩が納得のいくまで仕事の説明をし、後輩は先輩の説明を傾聴するというような良い意味での上下関係ができています。これは連携プレイが必要な旅館業ではとても重要であり、最大の強みです。また、同社では自ら考え自ら行動するということが習慣化しており、ひとつの仕事に対する理解が深く、それがお客様への良質なサービスの提供に繋がっています。

「最良の絆で価値ある幸せを創造する」
我々の仕事は毎日を一生懸命に過ごしている人々に対し、心身ともにくつろげる時間と空間を提供することによって、明日からの生活に活力を持っていただくことである。

同社は客室数23室の小さな旅館ですので、お客様の様々なニーズを全て満たそうとは考えず「女性が心身ともにキレイになる宿」というテーマに的を絞り、美と健康に特化した商品作りを行っています。エステやファンゴの施設を充実させ、料理も低カロリーでありながら満足いただける内容にしています。館内で対応できないような要望については、地域の店舗や他の旅館と連携してお客様にご満足いただけるように努めています。

三楽園グループのビジョンとしては、「自慢のできるいい会社」を目指しています。具体的にそれがどのような会社かというのは社員それぞれ違いますが、坂井社長は「社員が自身の将来像を描ける会社」と定義しています。それは、社員が会社にいながらしっかりと自分の人生設計ができる会社であれば、家族や友人が集まった時に誇りをもって自分の会社や自分の仕事のことを自慢できるはずだからです。

大企業を目指すのも良いですが、富山県内の中小企業にも良い会社はたくさんあります。もし中小企業への就職を希望しているのであれば、できるだけ多くの会社へ訪問して、その会社の社長と直接話をしてほしいと思います。インターネットや情報誌の情報だけでその会社を判断するのではなく、実際に自分の足で会社を訪問して、会社の雰囲気や様子を肌で感じてみて下さい。それが可能なのも地元中小企業の良い所だと思います。

私は高校生のときに出席した親戚の結婚式のスタッフに憧れて接客の仕事がしたいと思うようになりましたが、就職活動中に自分はどんな仕事が向いているのか、どんな仕事がしたいかを見つけるのは難しいと思います。だからといってどこの会社でもいいと諦めていては、どこの会社にも入れないと思います。しっかり目標を決めて、面接の時にはどんなことでもいいので自分の熱意を精一杯相手に伝えてほしいと思います。