長谷川刃物株式会社その他メーカー 岐阜県

長谷川刃物さんの強みは、80年間鋏だけを作ってきた実績や、商品のアイディアを考える際にまずお客様の声を聞くことからスタートすることなどが、顧客への信頼に繋がっているところです。また、同社では、用途にそった鋏をつくるCANARYとユニバーサルデザインに特化したHARACの二つのブランドがあります。刃物の生産で有名な関市にあることも含め、今まで培ってきた信頼からブランド力を高めていることも強みと言えます。

同社は、他社にない新しい刃物製品を開発し、製造しています。また、「和」を経営理念とし、社員・地域・お客様との和を大切にしています。関の特産である刃物を全国認知させていくといったまちづくりや、手の不自由な人のためにバリアフリーの鋏を製造しています。このように、地域を大切にし、困っているお客様のために考えた商品にこだわり、これからも社員、地域、お客様から信頼され続ける企業であり続けたいと考えています。

ニッチ市場を見つけ、販売していくことです。これは中小企業だからこそできることであり、少ないニーズでも必要としている人がいればそれは新たな市場になります。グッドデザイン賞を受賞している同社の製品は、ニッチ市場ながら顧客認知されています。利益よりもまず必要としている人のためにつくる。お客様の声をそのまま製品にすることが多く、ダンボールを切るために作られた「物流くん」は、携帯性がよく倉庫内作業に適した製品です。

今後もお客様のための製品開発・製造にこだわりを持ち、「鋏といったらCANARY(同社の定番商品ブランド)」というように、鋏市場という認知の低いところでトップに立つことを目標にしています。そしてこれからも同社が持ち合わせている、フットワークの軽さと商品開発力を強みに、より便利でどの企業にも負けないユニークな製品をつくることが同社の将来ビジョンです。

自分のやりたいことをやって下さい。時間のある学生のうちに、様々なことをやっておかないともったいないです。例えば海外旅行に行くなど、何でも良いです。沢山遊ぶのも良いことだと思います。そして、イエスマンでいて下さい。何でもやってみることが大切です。そうすることで、良い経験を沢山して下さい。

沢山遊びながらも、この先自分が何をやって行きたいのか調べて行くとよいと思います。そして色々な経験をして、色々な知識を身につけて行くことが大切だと思います。それが社会人になった時に役立つからです。また働き出したときに大切になってくるため、礼儀を身につけたり、身だしなみを整えて行くとよいと思います。(入社7か月・製造　石田さん)