株式会社平果

株式会社平果

福島県いわき市鹿島町鹿島1番地

野菜・果実及びその加工品の卸売販売

企業概要

会社名 株式会社平果
所在地 福島県いわき市鹿島町鹿島1番地
会社HP http://www.heika.co.jp
事業内容 野菜・果実及びその加工品の卸売販売

学生から見た企業の魅力

平果ってどんな会社?

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平果は、福島県で唯一国から認可された中央卸売市場です。中央卸売市場とは、「せり」が行われている所。その中でも平果は、40年以上前から築き上げてきた全国各地の生産者や仲卸業者、消費者との長年の信用の元に成り立っています。

最近では、「あの果物は8月にしか食べられない」といったことは少ないですよね。季節に関わらず野菜や果物が食べられるのは、平果のような卸売市場が全国の農家と取引をしているおかげです。例えば平果で取り扱っているスイカは、春先の4月は熊本県産のものを、梅雨時期の6月は千葉県産を、夏盛りの8月は山形県産のものを入荷し、市場で提供しています。そのため、県内外の八百屋のような小売商だけではなく、商品を大量に仕入れるスーパーやホームセンターなどの量販店へも出荷しています。
特に、福島県いわき市のスーパーや八百屋で販売される青果物のほとんどは、平果から届けられたものなのです。


時代の先端を行く柔軟な経営

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●先を読む力が求められる仕事

平果では、全国各地の農家やJA全農と取引があるので、地域・季節によって食べるものが限定されないように工夫し、市民の皆様へ届けています。そのために生産者の所へ伺い、平果へ出荷していただけるよう営業するそうです。平果の皆さんは出張でお世話になっている農家さんへ挨拶しにいくと、誰よりも早く旬のものを食べられるそうです。鈴木専務は、仕事の楽しみの一つだともおっしゃっていました。
営業先の生産者からは平果に適正な価格で販売するよう求められます。一方、買取先へは一定量を継続して販売できるように、平果では会社の敷地内に大きな保冷庫を抱え、天候などによって出庫が左右されないよう調節しています。
一昔前までは、入荷した青果物を仲卸業者に販売するためにせり場にかけるのが盛んでした。雨が降ったら、味が少し落ちるので安く販売するといったこともできました。しかし、今はインターネットの発達に伴って、昔ほどせりは盛んではありません。平果を通さずに生産者から直接消費者へ買い付けが増えてきたためです。

そこで、平果では量販店へ売り出すことをメインにしています。地方でも住居が一極集中し、大型スーパーやホームセンターで取り扱う量が増えたためです。量販店と取引するには、1~2週間後にどの商品がどれくらい入荷するのかを先に連絡しなければなりません。量販店の良い所は、お客様がいつ来店しても鮮度の良い青果物が手に入ることだからです。従って、平果では販売する量に不備がないよう、保冷庫を活用し、リスクを伴いながらも工夫して情報販売しています。

●『先輩の背中を見て覚える』から的確な人材育成への転換期

鈴木専務はこうおっしゃいます。
若い人を一流に育て、平果の事業を拡大していきたいです。特に人材育成に力を入れていきたいと思います。業界上、先輩の背中を見て覚えるという風潮がありましたが、それではせり人、業界人として突き抜けたエキスパートが育たなくなっていまいます。創業時20代から会社を大きくしてきた経営陣が今も経営者として働いているので、買取・売付けの塩梅を調整するノウハウや、生産者や仲卸業者とのパイプ作りなどで培ってきたものはあります。これらのノウハウなどを、若い人たちに引き継いでいくことが課題です。」


徹底した検査管理は、青果物を自信を持って送り出せる

震災以降、原発の風評被害を受けることもあったそうです。しかし、山田専務は力強くこうおっしゃられます。
「平果の敷地内には検査所があり、出庫している青果物には安全性の面で確固たる自信があります。信頼で成り立っている会社ですからね。物品の流通経路を生産段階から最終消費段階まで辿るというトレーサビリティを徹底しているので、『○○県産の○○さんが作った果物』というように、どこの誰が作ったものだと分かるようになっています。

私たちの仕事は、生産者や卸売業者、消費者のように沢山の人の生活と関わっています。ですので、使命感を持って取り組めるかと思います。これからもいわき市で、中央卸売市場の展開事業拡大を一歩一歩作り上げていきたいと考えています。そのためにも若い人に来ていただき、一緒に盛り上げてもらいたいです。」

入社後と、取材した学生の感想

●マニュアルよりも、器量が求められる仕事

平果では、生産者から入荷したものと卸業者へ出庫する量が同じになるよう、機転を利かせることが求められるそうです。
例えば、桃が大量に届いてしまったという場合には、買取先に依頼して多く購入していただくなど、機転を利かせることが必要です。鈴木専務は、自分で見た時・食べた時にどれくらいの値段で販売するのかという直観力、判断力も養われていくとおっしゃっていました。そして、消費者に好まれる商品を作るために、農家さんと一緒にブランドを作り、ファンが増えることは非常にやりがいがあることだそうです。

●入社後の様子

入社してからは、市場で仕事を覚えたり、仲卸業者の顔や名前を覚えたりして、約3年目に「せり人」として働くことができるそうです(法律で決まっています)。鈴木専務がいうには、社員一人ひとりが青果物の担当をもち、一人前になるには10年かかるとおっしゃっていました。逆に担当を持つことで、全国各地の農家さんに訪問するので、旬のものを誰よりも先に食べることができたり、土地の文化を垣間見たりするのは楽しみの1つだそうです。また、全国各地の農家に訪問するため、広いコミュニティが築けるとおっしゃっていました。

●職場の雰囲気

せりは朝早くに行われるので、午前2時か3時には出勤されるそうです。今回取材で午後に伺ったときは、社内にあるお昼寝スペースで寝ている社員さんを見かけたのが印象的でした。経営陣も朝早い仕事なので、仮眠を推奨していました。

●学生が感じたこと

山田専務から「失敗を恐れず挑戦するという経営方針がある。ぜひ若い人にきて、思いっきり仕事に取り組んでもらいたい」と伺いました。平果は平均年齢が40代だそうです。これは創業時から経営陣として会社を大きくしてきたメンバーで辞める人が少なかったためです。経営陣からも若者が来て、会社を元気づけてほしいという思いが感じられました。
そして、鈴木専務からは「何かやりたいことがあった時に実行するのはウェルカムだ」とお聞きしました。

卸売市場は、多くの市民の生活に携わっている仕事です。特に社外的にも責任ある場で、試行錯誤できる風潮があるのは、人としても成長できそうだと感じました。


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