古川紙工株式会社石油・ガラス・ゴム・紙 岐阜県

「古き良きものをもっと若い世代に伝えていきたい」。伝統を大切にし、伝えていくために、教育にも力を入れています。和紙の勉強会を開いて、紙に対しての知識を広げています。また、年代幅広く紙製品を愛用してもらうため、新旧合体を意識した商品開発を行っています。年間10回程、商品開発を行っているため、メーカーの動きや、顧客との繋がりを大切にしています。

紙を通してこの大切なものを繋いでいきたいと考えています。季節を感じながら、相手を想いながら、書く時を楽しむといった気持ちを伝える紙々の良さ、日本の紙との暮らしを見つめ、現代の暮らしに合った紙の可能性を求め、表現する素材として、紙の機能を活かしていくことを重要視しています。 紙でなければできないこと、紙の新しいカタチを発信していくことを目指しています。

同社では、絶えず新商品を開発しています。定期的に開発し続けるなかで、お客様がどういったものに興味関心があるのかをリサーチし、反応や傾向を見ながら、商品開発を進めています。このほかにも、ドカンと爆発的に売れる商品というよりも、お客様が笑顔になれるような、心がほっこりするような商品を開発し世に出すことを目指しています。

絶えず新しい商品を出していき、またお客様の手に届くように、どんどん市場に出していくということです。現在は、従業員数が37名ですが、5年後には従業員数100名を目指しているので、大きい組織をコントロールできるような仕組みを考えていきたいと考えています。また、商品に込めた思いを直接お客さまに伝えられるような直営店を、将来的に出したいと考えています。

今は学生で時間もあり、なんでもできます。だからこそめいっぱい、趣味でも勉強でも遊びでも、自分自身が「楽しい!」と思えることを一生懸命にやって過ごしてほしいです。自分で目標を立てて、なにごとも一生懸命に取り組むことが、自分の将来につながっていきます。とにかく、今しかできないことをたくさんしてください。

この会社は会社の雰囲気がとても良くて、働いている従業員のみなさんもとても仲が良いです。社会人になる前の学生のうちに、やりたいことや経験をたくさんして一生懸命やりきることが大切だと思います。また学生の時しかいろんな職種を経験することはできないので思い切って行動してみることも大切だと思います。