株式会社マスヤ化学・食品・化粧品・医薬品 三重県

ロングセラー「おにぎりせんべい」を製造しています。「コロッケーズ」「おにせんクラッシュ」「ミニおにぎり」など新製品の開発や、「おにぎりせんべい」認知度調査などの話題作りで、お客様をワクワクドキドキさせる菓子メーカーを目指しています。人を大切にする「良い会社作り」に取り組み、2012年度三重県経営品質奨励賞を受賞しました。酒造の㈱伊勢萬などと共にマスヤグループ(国内5社、海外2社)を構成しています。

マスヤグループの経営理念である「一番大切な人に食べさせたい製品をつくる」、「仕事を通して人生の幸福を追求する」、「地域社会の豊かさづくりに貢献する」を基本として、「いつも変わらないおいしさとワクワク・ドキドキをお届けします」という、㈱マスヤ独自のミッションを設定しています。当社は経営理念に基づく「理念経営」を目指し、「寄合」や「経営方針納得会」などを通して、全従業員での共有化を図っています。

「人を大切にする経営」を目指して、「人財力を磨き働き甲斐を高める」ことを戦略に掲げています。具体的には、多能工化やジョブローテーション、スキルレベル表の活用、労働安全衛生に配慮した職場環境の改善などを戦略課題に挙げています。また、「お客様を知る、お客様に近づく」ことを目的として、「マーケティング機能を強化する」ことも戦略に掲げており、おにぎり倶楽部の活性化などに取り組んでいます。

3年後のビジョンとして、「お客様を基点として、お客様の半歩先行くワクドキを年間10件以上創造することにより、マスヤオリジナルの仕事を目指す」を設定しています。お客様に提供する価値として、「製品の優位性」から脱却して、先ずは「顧客との親密性」を高めることに重点を置きます。勿論、その先には、ワクドキ連発の仕組みを作り、「業務の卓越性」を向上させることを目指していきます。

安倍政権は、「地方創生」を重要政策と位置づけていますが、その主役になるのは地域の中小企業です。地域が経済的、財政的に自立し、その地域独自の資源や良さを活かして自律的な発展をするために、マスヤグループにはできることが沢山あります。マスヤグループは、安定だけを望む人には来て欲しくありません。自分の可能性を信じて挑戦できる人に来て欲しいと思います。

さまざまな仕事を経験・習得するジョブローテーションの仕組みや、メンター(先輩)がメンティ(若手)に対して、1対1で教育やカウンセリングを行うメンター制度、身近な上司や先輩と、経営理念についての話し合いを行う寄合制度があり、若手が成長する取り組みが充実しています。また、上司や先輩方には、例え若手が言いたいことを言っても受入れて下さる方が多く、会社全体にそのような雰囲気があるのも魅力です。